デジタル教科書の準備はお済みですか?L-Gateとの連携で圧倒的な負担軽減に貢献するEduMallのご紹介

2023.03.13

はじめに

デジタル教科書の整備に関心が高まっています。

既に、指導者用デジタル教科書は多くの団体で整備され、大型提示装置への投影による授業での活用が進んできました。

今後は、GIGAスクール構想で整備された1人1台端末を活用し、学習者用デジタル教科書を用いた新しい学びの実現が期待されます。

また、令和6年度には小学校教科書改訂が行われる予定で、令和5年度での予算獲得に向けた準備をされている団体も多いのではないでしょうか。

 

当社におきましても、教育コンテンツ配信サービス「EduMall」を利用したデジタル教科書の配信についてお問い合わせいただくことが増えていることから、
今回は、EduMallのご紹介とL-Gateとの連携について解説します。

 

デジタル教科書の整備と、GIGA端末のますますの活用にお役立ていただければと思います。

教育コンテンツ配信サービス「EduMall」とは?

EduMallはクラウド型の教育コンテンツ配信サービスです。

内田洋行をはじめコンテンツメーカー各社が提供する豊富なコンテンツを年間契約で効率的に利用できます。

教育コンテンツ配信サービスのEduMall

公式サイト: https://www.edumall.jp/

 

国内最多の参加企業数35社、約1400コンテンツを取り揃えており、デジタル教科書だけではなくドリルや動画教材、百科事典・図鑑など様々なジャンルのコンテンツを配信しています。(※1)

累計450自治体 7600校への導入実績(2023年1月時点)があり、全国の小中学校の約4学校に1校でご利用いただいております。

 

学習eポータルと連携する教育コンテンツ配信サービス「EduMall」

 

デジタル教科書では、2023年度1月時点で以下の取り扱いがあり、複数の教科書会社を採択している場合でも安心です。

2023年度1月時点で、EduMallで取り扱いのあるデジタル教科書ラインナップ一覧
デジタル教科書ラインナップ (2023年度1月時点)

1つのプラットフォームで複数のコンテンツが利用できるEduMall

EduMallは1つのプラットフォームで各社のコンテンツを運用しているため、シンプルにご利用いただけます。



EduMallがある時EduMallが無い時
ユーザー登録においてEduMallがある時と無い時のイメージ

例えばユーザー登録においても、通常であれば各コンテンツに対して登録が必要なところを、EduMallであれば一回の登録で利用準備が完了します。

利用するコンテンツが増加してもユーザー登録が不要なため、学校設置者および学校の負担軽減に繋がります。

GoogleやMicrosoftのアカウントによるSSOにも対応しており、GIGAスクールで整備されたクラウドIDをそのままご利用いただけます。

EduMallとL-Gateの連携機能

連携機能について特徴をご紹介します。

国際技術標準OneRosterを利用した名簿連携

EduMallとL-Gateは、国際技術標準のOneRosterを使用した名簿連携が可能です。

 

国際技術標準OneRosterを使用したL-GateからEduMallへの名簿連携イメージ
国際技術標準OneRosterを使用したL-GateからEduMallへの名簿連携イメージ

 

この連携により、L-Gateのみ名簿メンテナンスすることでEduMallの名簿登録が完了し、各コンテンツを利用する準備が整います。

既に多くのお客様でL-GateからEduMallへの自動連携が始まっており、
「新年度、早い時期からデジタル教材の利用ができた」「L-Gateに名簿を登録すればEduMallも使えて助かった」といったお声を頂戴しております。

 

特にデジタル教科書は、各デジタル教科書のサイトへ名簿の登録が必要となり、準備に時間がかかることもあります。

本連携をご利用いただくことで、学校数が多い大規模団体や、情報担当者が少ない団体におきましては、ユーザー登録にかかる負荷軽減を実感いただけると考えております。

 

約1400のコンテンツをSSO+名簿連携で利用できるのは、国内でL-GateとEduMallの組み合わせだけです。(※2)

 

EduMallの利用履歴をL-Gateから確認

L-Gateから各EduMallコンテンツの利用状況を把握することができます。

例えば、アクセスした時間や学校/クラス/個人ごとの利用集計が可能で、概況を素早く確認することができます。

 

EduMallの利用履歴をL-Gateから把握できる。
EduMallの利用履歴をL-Gateから把握できる (画像は全体管理者画面)

 

例えば全体管理者は各学校のデジタル教科書やコンテンツの活用状況を確認し、次年度の予算取りのエビデンスとして利用いただけます。

学校の先生においては、児童生徒のデジタル教科書の利用状況を確認し、授業案を考える上で参考データとして活用いただけます。

その他:ネットワーク負荷を低減する「EduMallキャッシュボックス(別売)」もご用意

EduMallはデジタルコンテンツだけではなく、スムーズなコンテンツ利用を支援する製品もご用意しています。

EduMallでは「キャッシュボックス」と呼ばれる、コンテンツキャッシュを一時的に蓄積して、ネットワーク負荷の低減を図る製品をご用意しています。

詳細は導入の際にお問い合わせください。

 

キャッシュボックス導入をご利用いただいている団体のお声を下記サイトからご確認いただけます。

関連ニュース:【NEE2022】GIGA端末を最大限生かすネットワーク環境とは…3市の事例 | 教育業界ニュース「ReseEd(リシード)」 (resemom.jp)

終わりに

EduMallはサービス提供開始から現在に至るまで、多くのお客様にご利用頂いてきた実績ある配信サービスで、安心してお使いいただけます。

L-Gateと併せて、デジタル教科書含むデジタルコンテンツの整備にお役立ていただければと思います。
EduMallの導入にご興味がありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。

 

※ 他社学習eポータルをご利用の場合でも、EduMallのみご利用いただくことが可能です。

 

また、他社学習eポータルが名簿連携のコンセプトやロードマップを相次いで表明される中、L-Gateは先駆けて実装を進めサービス提供しております。

今回はEduMallにフォーカスを当ててご紹介しましたが、既に統合型校務支援システムや他社サービスとの名簿連携も実現しており、
学校設置者や学校ご担当者様の負荷軽減に貢献してまいりました。

L-Gateの新規ご採用、他社からのお乗り換えに興味がありましたら、下記フォームよりお問い合わせください。

 

 

L-Gateは教育コンテンツ配信プラットフォームをはじめ、様々なサービスと連携を強化することで、1人1台・1アカウントを使った日々の学びと運用・管理をご支援してまいります。

今後とも是非L-Gateにご期待ください。

 


 

番外編

教育用のデジタルコンテンツには深い歴史があります。

内田洋行は、実証事業への参画やサービス提供を通して、教育現場のデジタルコンテンツの普及を支援しています。

「デジタルコンテンツ今昔物語【デジタル教科書】」と題して、約30年前からデジタルコンテンツの提供に携わってきた社員がこれまでの歴史を振り返ります。

是非ご視聴ください。

 

※1 利用したいコンテンツのご契約が必要です。
※2 自社調べ (2023年1月現在)