⛱ 夏休み中の児童生徒のSOSも見逃さない!L-Gateの活用方法

2023.07.19

本記事では、夏休み中における児童生徒の変化のみとりにも利用できる「毎日の記録」と、その利用例をご紹介します。

児童生徒のSOSの早期発見にも活用できる機能となっておりますので是非ご活用ください。

【予告】次回のアップデートで学校管理者や教員からの配信にも対応します。
🔗 夜間メンテナンスおよび新機能公開について 7月21日(金)20時〜22日(土)6時 | L-Gate

「毎日の記録」を使用した生活や学習の様子の記録

L-Gateには、毎日同じアンケートを実施することで、児童生徒の変化をみとる「毎日の記録」機能があります。

学校設置者から団体内の学校の様子を俯瞰したり、先生方や学校管理者から個別の回答状況を確認できます。

機能の特徴については下記の記事もご覧ください。

🔗 新機能「毎日の記録」はデータに基づく児童生徒の成長の見守りや予兆のみとりに最適です | L-Gate

長期休みの配信の例

設問は学校設置者または学校管理者・教員の権限で、自由に設定できます。1つの回答フォームには複数の質問をセットできます。違うカテゴリの質問を組み合わせて1つのフォームとすることも可能です。

夏休みの間も、子供たちの日々の様子が確認できます。休み明けにまとめて確認するより効果的・効率的に状況を把握できます。

健康観察・相談フォームの例
設問の例

気分や体調

勉強時間の記録

ひとこと日記

読書の記録

目標達成の進捗

結果の確認と変化のみとり

結果表示画面の例(全体管理者画面)

記録の集計結果はグラフや表で表示されます。

集計の手間が無いため、児童生徒の変化のみとりに集中することができます。

また表示対象や条件を指定する機能も備えています。

例えば、5段階評価で「とても良くない」を選んだ児童生徒の自由記述欄を表示し、より詳細な状況を確認することも可能です。

記録の結果はCSV出力も可能です。

必要に応じて表計算ソフトに取り込み、より高度な集計をすることも可能です。

教育ダッシュボードのデータとして検討頂いている例もあります。

設定方法は管理者マニュアル | L-Gateの「毎日の記録を管理する」章にてご確認いただけます。

児童生徒のSOSの早期発見に活用する

7/10(月) 文部科学省より、児童生徒の自殺予防に係る取り組みについて、通知がされました。

通知の中には、GIGAスクールで整備された1人1台端末を活用したアンケートの実施について言及されています。

各省庁より、1人1台端末を活用した心や体調の変化の早期発見、および支援につなげる取り組みが公表されてきています。
🔗 誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)について:文部科学省 (mext.go.jp)
🔗 こどもの自殺対策|こども家庭庁 (cfa.go.jp)

例えば「毎日の記録」を用いることで、以下のような記録を配信することも可能です。

毎日初めてログインした際に自動で表示させることも可能で、日々の記録をサポートします。

健康観察・相談フォームの例

回答後のメッセージもカスタマイズできます。

例えば、相談窓口の電話番号やサイトのURLを表示できるため、必要な支援にスムーズに誘導することが可能です。

また、次に紹介する「教材・アプリ」機能との組み合わせもご検討ください。

L-Gateを日々の学びでスムーズに利用するために、自動起動の設定をしたり、ホーム画面にアイコンを配布するのがおすすめです。
設定方法はスタートアップガイド | L-Gateをご確認ください。

本記事で紹介した利用例は一例です。設問は学校設置者や学校が作成するものであり、実際には法令や団体内の個人情報保護方針などと照らし合わせて、設置者および学校の責任のもと作成頂くことになります。

支援の窓口にアクセスしやすくする

「教材・アプリ」機能を使用すると、学校設置者や学校からURLの配信が可能です。

例えば、下記のような相談窓口や学校設置者で整備した専用窓口の情報を教材・アプリとして配信することができます。

不安や悩みを抱える児童生徒がスムーズに窓口にアクセスできるよう、L-Gateのご活用もご検討ください。

設定方法は管理者マニュアル | L-Gateの「教材・アプリとそのグループを登録する」章にてご確認いただけます。

終わりに

本記事では、児童生徒の変化のみとりに利用できる「毎日の記録」と、その利用例をご紹介しました。

L-Gateはこの他にも様々なシーンでご活用頂くことができます。こちらの記事もご参照ください。

🔗 L-Gateの活用シーンを公開しました | L-Gate

L-Gateはこれからも、1人1台・1アカウントを使った日々の学びと運用・管理をご支援してまいります。